生き抜くために「せどり」をやってみた(メルカリ体験)

mercari

SILKの高山です。

当社SILKはゴリゴリの「個人会社」、業種はWEBコンサルティングと怪しげで、クライアント様は大変魅力的な企業ばかりに恵まれていますが、まだまだ募集中です()。

というわけで、「生き抜け!止まるな!」の精神で「せどり(競取り、と書きます)」をやってみましたのでご報告までに書いてみます。


最初の難関=「何をせどるか」

Clker-Free-Vector-ImagesによるPixabayからの画像

子どものとき「秘密結社」を作って、「何を秘密にしようか?」ってなったことありませんか?

あれです、あれ。

「せどり」を志したものの、何をせどろうか。

そもそも「競取り」というのは、「商品を転売して利ざやを抜くこと」です。

掘り出し物を見つけてきて、別の場所で第三者に売るわけです。

だから利益が出る。

ここでちょっと経済学部卒(キリッ)感出すと、基本的に市場においては、

等価値(と思われるもの)同士

しか交換されません。

あなたがコンビニでおにぎりを100円で買うのは、そのおにぎりに「100円」と同じか、それ以上の価値があって、交換してもいいと思えるからですよね。

iPhone11proとガラケー交換してって言われてもしませんよね。

市場では基本的に等価交換しか成立しないんです。


ところがこの情報化社会フラット化する社会高齢化社会にも「せどり」のチャンスはあって、

以下のような場合に「利ざや」が生まれ、せどりが可能になります。

  1. 物理的に離れた2つのマーケット間で価格に乖離が生じる場合(貿易など)
  2. プラットフォーム間で価格差異がある場合(Amazomで買ってメルカリで売る、みたいな)
  3. 個別の事業者が時限的な売り出しを行なっている場合(閉店セールで仕入れてよそで売る、的な)

こんな場合には、せどりが可能と考えられるわけです。

1であれば、何らかの商品を個人輸入してメルカリやAmazonなどで売る。

2なら、Amazonとメルカリで価格差のある商品を調査し、仕入れ・販売する。

3であれば、近所で閉店セールをやってる店舗を見つけたり、ブックオフなんかを回って、掘り出し物を探すことになりそうです。

じつは今回、運よく天神で「閉店セール中の時計店」を見つけたんですよ・・・

ということで私はに挑戦です(1とか2は何となく心理的ハードルが高い・・ということはここが儲かるんだろうな笑)!

販売プラットフォームとしては、一番出品が簡単そうな「メルカリ」を選びました。

軍資金は1万円、目利きがないので「割引率」で仕入れた

ijmakiによるPixabayからの画像

さて、このWEBサイト制作の合間を縫って早速仕入れ(受託優先になり、ショボいサイトですんません・・・)。

何の経験もなく、「まずはやってみよう」的なスタートなので仕入れの軍資金は「1万円」です。笑

時計といっても、1万円で購入できる時計・・・。

ファッションウォッチというんですかね?

恥ずかしながらほとんど目利きがありません(時計してない・・・)。

とりあえず店頭にならぶ商品を見ながらメルカリで検索をポチポチ・・・

同じ商品がメルカリで売れているかをチェックしていったのですが、

中古の出品が多かったり、ブランドが同じでも型式が違ったりで、なかなか「これだ!」という商品にめぐり合えず・・・

仕方がないので、その場で独自の、「3つの仕入れ原則」を編み出しました(笑)

  1. 「交換価値」だけでなく「使用価値」のあるもの
  2. デザインがシンプルでクセの少ないもの
  3. 割引幅が大きいもの

以上が、私の仕入れ3大原則です!!!!!(どや)


まず1について説明すると、モノには必ず、「使用価値」「交換価値」があります。

例えばパソコン

パソコンには、それを使用して「インターネットに接続してブログを更新することができる」という「使用価値」もあれば、

いざというとき、「中古PC店に持ち込んでいくらかのお金と交換できる」という「交換価値」があるわけです。

桃、みかん、ハサミ、ルンバ・・・

考えてみれば、世の中にあるほとんど全てのモノにこの2つの価値があります(一つだけ例外が!分かりますかね?)。

今回、もし時計が売れ残って「交換価値」が発揮できなかったら困るので、

「最悪自分でも使えるな」という、「使用価値」のある商品を仕入れることにしました。

これが1です。

それから、2について。

これは単純に、ターゲットとなる消費者を増やすためです。

なるべく万人受けするデザインの方が、多くの人が購入を検討してくれて、早く売り切れるだろうと考えました。

3の「割引幅」も単純です。

私には「プレミアがついたファン垂涎の商品!」などは分かりませんから、

店頭での定価=市場価格

と考えて、そこからの割引幅が大きいほど、「利益」が大きく取れる、と考えたわけです。

そうして選んだ記念すべき最初の仕入れ商品は、

メンズのドレスウォッチ、定価¥20,000也!!!!!

この商品を、半額の1万円(予算めいっぱい)で仕入れて、せどりデビューへの第一歩がスタートしました。

さあ、素人がかなりシンプルな考えでスタートした「せどり」は成功するのでしょうか。ご期待ください(笑)

今回はこの辺で。

貨幣の価値についての考え方は、大学の同級生に教えてもらった、この本がとても勉強になりますよー。

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