僕が福岡市で整体サロン・整骨院の集客をやるならこうする(考え方編)

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こんにちは。SILKの高山です。

今回は簡単なケーススタディとして、

僕が福岡市(天神・中洲川端・博多周辺など)で整体サロン・整骨院の集客・マーケティングをやるとしたらどうやるか

を書いてみたいと思います。

無料で真似できるものも多いと思うので、

福岡市で整体サロンや整骨院、リラクゼーションサロンを経営されている方は、参考にしていただけたら嬉しいです。

この記事は、

店舗集客の基本的な考え方 → 実際の施策と作業 → その後の運用

という流れでお話していこうと思います。

ぜひお付き合いください!

こんな人に読んでほしい

  • 福岡市内で整体サロンや整骨院、リラクゼーションサロンを経営している
  • 小規模な店舗を運営していて、集客アイデアがほしい
  • Google My Business(グーグルマイビジネス)って効果あるの?と疑問
  • 最近肩こりがひどくなった(治りません、すいません)

まずは目標を立てよう(明日のために、やめないために。)

まずは、必ず「目標」を立てましょう。

ここでいう目標は、マーケティング用語の目標ではありません。一般的な目標。

「今年の目標」「ダイエットの目標」

とかいう時の、あの目標ですね。

「目標なんか立てなくても、やることだけ教えろや!」

とすっ飛ばすことなかれ。

ここが、肝心肝要です。

次の見出しで「目標の立て方」を説明しますので、くれぐれも、

「目標はぁー、お客さんがイッパイ来ることっしょ」

みたいな目標はやめてくださいね。

福岡市の整体サロンが立てるべき、集客の目標とは?

基本的に、整体サロンや整骨院、リラクゼーションサロンでは、

XX分コース:¥X,XXX

みたいな価格設定をしていると思います。

ここでちょっと思い出してみてほしいのですが、

あなたのお店で一番人気なのは、何分コースですか?

たとえば、一番人気のコースが「60分全身ほぐしコース」だとします。

60分を1コマとしましょう。

仮に営業時間が10:00〜22:00までの12時間だとすると、

1日の最大コマ数は12コマ、

いや、個人で運営されているサロンの場合には、お昼を食べたり、間に準備時間もあるでしょうから、

1日の限界コマ数は10コマ

と設定することができます(このあたりはサロンによって違いがあると思います)。

さらに、1ヶ月の営業日数を25日と設定すると(もうちょっと休めたらなあ)、

あなたのサロンでは、

1ヶ月の限界集客数=250組

となることが分かります(ちょっと実際の客数と比べてみてください)。

ベッドと施術スタッフが複数存在する場合には、

1コマで同時に施術できる数をかけて、限界集客数を出してみてくださいね。

もちろん整体サロンにおいては、施術以外の業務もあるでしょうから、

実際に運営している感じを加味して、

「来月は今月より+10%増やそう」

「限界パンパンはきついけど、半年後には、200組くらいにはもっていきたい」

のように目標を立てるようにしてください。

ここで重要な注意点をひとつ。

目標は、必ず下記の数字を含んだものにしてください。

それは、

期間+数値

です。

どちらが欠けてもダメです。

「期間+数値」に基づいて目標設定をする重要性について、少しだけお話します。

なぜ整体サロン・整骨院の集客に「目標」が必要なのか

整体サロンや整骨院の集客・マーケティングに目標が必要な理由は、2つあります。

目標が必要な理由その1「必要な施策を把握する」

ひとつは、「目標」を立てなければ、必要な予算と施策が選定できないからです。

例えば、

「今月あと2人だけお客さんを増やしたい」

という目標を立てたとしたら、

もっとも有効な施策は、

「知人に片っ端から連絡する」もしくは、

「既存客からの紹介を促進する」

だと思います。

ところが、

「あと3ヶ月間で、1,000組固定客を増やしたい」

となれば、数百万単位の予算を準備して、

有料広告を使った施策を検討することになると思います。

上記はあくまで極端な例ですが、

現状を把握して目標を設定しなければ、あなたのお店にとって必要な施策を選んだり、

優先順位をつけたりすることができなってしまうんです。

目標が必要な理由その2「効果測定をする」

もうひとつの理由は、そもそも目標とそれに基づく仮説がなければ、

「今やっている集客が正しいのか、効果は出ているのか」

知ることができないということです。

ほかと比べて効果的ではない施策を打っていたとしても、

何もやっていないところから露出を増やせば、

2〜3組くらいは来店するものです(笑)

ですが、

それが集客・マーケティング施策として、本当に最適解と言えるでしょうか?

そもそも、「うまくいってるか分からない」状態で、

22時・23時まで施術した週末、その後ブログ書いたりTwitter更新したりできますか・・・?

目標(期間+数値)設定 → 実行 → 検証

がセットになって初めて、効果的な集客施策を見つけることができます。

集客施策・マーケティング施策において、

自分一人で最初から正解にたどり着くのは、至難の業です。

根気も必要ですが、それ以上に「希望」と「指針」が必要です。

「一歩ずつでも正解に近づく」ことそのものが、実はとっても難しいよなあと思います。

小まとめ

この章だけのまとめです。

  • 目標は期間と数値をセットに設定する
  • やるべき事を選び、効果を検証するために目標は必須

上記を、福岡市の整体サロン・整骨院の集客を考える上でスタートとしてほしいです。

集客の心構えは “MECE”を応用する。

あなたは、「MECE」という言葉を聞いたことがありますか?

「あるで!」というそこのあなた!すごい!!笑

もうこの記事は閉じてください。笑

かわりに日本ワインのやつとか読んでもらえたら嬉しいです・・・笑

集客・マーケティングの基本 “MECE”とは?

閑話休題。

MECEというのは、

“Mutually Exclusive Collectively Exhaustive”

の略で、日本語に訳すと、

「全体に漏れなく、相互にダブりなく」

という意味です。

これはマーケティングで全体像を把握するための概念ですが、集客の基本的な考え方にもなります。

MECEの考え方を、「一人で運営している整体サロンの集客」に落とし込むと、

「無料でやれる(予算が許す)施策は全て網羅する」

ということです。

個人で運営されている整体サロンや整骨院、リラクゼーションサロンにおいては、

「一人では手が回らないから、出稿はホットペッパービューティーだけにしよう」

みたいな考えになりがちかと思います。

SNSやブログにおいても同じことが言えるのではないでしょうか?

誤解を恐れずに言いますが、

こうした考え方だと集客チャネルが大きく偏ってしまう恐れがあります。

「選択と集中」はウソなの?中途半端になったらどうすんの?

とは言え、いろんな施策にちょろっとずつ手を出して、

全部が全部中途半端になってしまったら、もちろん意味がありません。

「選択と集中」

と言いますが、ある施策にリソースを集中させて、

小さな事業規模でも大きな効果を出す、という考え方もあります。


じつは、”MECE”と「選択と集中」は、対立する概念ではありません。

「中途半端」の正体ですが、

何事にも、「効果を発揮する努力量」というのがあります。

中国語を3時間だけ勉強しても話せるようにはなりませんが、

毎日3時間ずつ10日間続ければ、簡単なフレーズが話せるようになると思います。

この場合、30時間というのが、「中国語を話し始める」という目標に対する、

「効果を発揮する努力量」

だったと考えられます。

集客でも同じように、施策にはそれぞれ、

「効果を発揮する努力量」があります。

それぞれに必要な労力を見極め、

最短で必要な努力量を超えるようにリソースを集中し、

それをあらゆる施策で繰り返していく(つぶしていく)

ことが、偏りなく、自店にとってもっとも効果的な集客の方法を見つける近道です。

なので、最初の段階であきらめて(切り捨てて)しまわず、

まずは集客につながるあらゆるチャネルを洗い出してみてください。

と、本日はこの辺りで!

お問い合わせはいつでも下記より、お気軽に〜

(競業避止の考えから、基本的に1業種1クライアントですが、整体サロン・整骨院様は現在お手伝い可能です。何やってるんだ・・・)