こんにちは。福岡のWEBコンサルティング企業・SILKの高山です。
今回の新型コロナウイルス感染症の影響で、
EC(通販サイト)を始めたいな
と考えるショップオーナーは多いと思います。
ECショップを新たに構築する際に考えていただきたいことをまとめましたので、
ぜひ読んでみてください。
というのも、
ECを始めて、ECに失望する
ショップオーナーが多すぎると感じています。
「お金をかけて作ったのにほとんど売れなかった」
「実店舗とくらべて客層が悪すぎる」
というような声を、これまで何度となく聞いております。。
その1 登録する商品数はいくつある?
ネットショップを構築するには労力だったり費用だったり、必ずコストがかかります。
また、とりあえず作れば売れるというものではありません。
実店舗の営業と同じく、お客様にショップを知っていただき、商品の魅力を知っていただかなくてはいけないですから。
そこで、まず、
「今すぐネットショップが立ち上がったとして、登録する商品数がいくつあるか?」
考えてみてください。
今まで通り店舗運営をしながら注文に対応するとしたら、何品目くらいやれるのか。
もし、
「せいぜい4商品くらいだなー」
「完全予約制ならできるけど・・・」
と二の足を踏んでしまうようであれば、
InstagramなどSNSでのDM
Facebookグループでの販売
から、費用をかけずに開始してみてください。
商品の平準化や受注の自動化は、
実際に注文数が増えてから考えましょう。
その2 運営にどのくらい費用をかけられる?
ECサイトは作ってすぐ売れるというものではありません。
総務省の調査によると、2020年5月には初めて、
ネットショップを使う世帯が5割超え
となりました。
出典:https://www.stat.go.jp/data/joukyou/index.html
これは取りも直さず、ネットショップの市場が拡大しているということです。
ですが、同時に、
ネットショップの数も爆増しています(笑)
「1店舗あたりの利用者」
という考え方をすれば、むしろ減少しているのではないでしょうか?
需要は伸びたが、それ以上に競争が激化した
という状況ですね。
そのため、
オンラインで新規のお客様に見つけてもらう
ためには、それなりに費用と労力をかけてショップの運営を行う必要があります。
かかる費用はケースバイケースですが、
ざっくり、6ヶ月間でいくらくらいかけられるだろう、と考えてみてください。
50万円を下回る場合には、ショップを構築しても、新規顧客を獲得できる可能性は低いのでは?と思います。
もちろん、商品の独自性や担当者の知見、かけられる労力によっても違うので、一概には言えません。
目安として考えてみてください。
その3 全国に商圏のある商品か?(どうやって遠方に売るか)
これも重要なポイントです。
たとえば、何の変哲もないピーナッツをあなたのECショップで注文する人はいないと思います(Amazonではいそうですね)。
そんな風に、実店舗で売れているものが、そのままECショップで売れるとは限りません。
近年では物流の進化によって、生鮮食品をネットショップで購入する人も増えていますが、
成功しているショップは必ず競争力のある商品作りをしていたり、
顧客のニーズに的確に応える仕掛けづくりをしています。
あなたのショップでは、
遠方からでも注文する動機を作れるか
顧客が「オンラインで購入する」動機を追究できるか
というのも、ぜひショップ構築前に検討してほしいポイントです。
まとめ
ECをスタートさせる際には、「スモールスタート」をおすすめします。
適切な投資は、経験を積まなければできませんので。
ショップを作る「目的」や社内の「リソース」に鑑みて、適切な方法を選んでくださいね!
ECをスタートさせる上でのご相談も、下記から、お気軽にどうぞ!